【発音規則についておさらい】“アンシェヌマン”

アンサンブル講師のHibikiです。
参考書の最初の方に必ず出てくる三つの発音規則、

“アンシェヌマン”“リエゾン”“エリズィオン”

聞けば名前はわかるけど、
わかっているようでいてどれがどれだかごっちゃになったり、
そもそも何でこうなるのかよくわからない…という方も多いのでは?
これから三回に分けて、
ひとつずつおさらいして行きましょう ^^
ということで、
まずはアンシェヌマンについてです。
実はこれ、他の規則と比べてもわりとシンプルですし、
アンシェヌマンが起こるのは何もフランス語だけではありません。
例えば « il est » と書いたとき
アンシェヌマンが起きて下線部を繋げて読みますが、
これは英語の « it is » でも、考えてみれば同じですよね。
というか、そもそも喋っている音声に切れ目はないですし、
繋がっている方が当然読みやすいので、
分けて読む方がむしろ不自然とも言えるわけです。
これは他の発音規則にも、
というか発音全般に言えることですが、
フランス語を発音する際に
「単語の切れ目に騙されないこと」がとても重要です。
目で見て納得せずに、ちゃんと耳で聴いて、心で感じましょう。
ちなみにアンシェヌマン、
フランス語では « enchaînement » と書きますが、
これは動詞 « enchaîner » から派生していて、
さらにこれは名詞の « chaîne »「鎖」が語源、
つまりアンシェヌマンは「(鎖で)繋げる」という意味なのです。
二つ並んでいる音を繋げて読むだけなので、
“発音規則” というほど大それたものでもないかもしれませんね。
あまり構えず、自然に読むことを心がけられれば十分です。
それでは次回はリエゾンについて、お楽しみに!

 

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