みなさんこんにちは、Danyです!
Notre énigme de la semaine était la suivante:
今週の謎は以下でしたね:
Dans ces deux phrases, quand dois-je faire la liaison ?
下記2つのフレーズ内で、いつ(どこで)リエゾンすべきでしょうか?
– Vous avez téléphoné à Sophie ?
– Non, je lui ai écrit un message.
La réponse était…
↓
↓
↓
↓
Après “Vous“, une liaison est nécessaire. (Vous avez)
En revanche, ce n’est pas le cas après “écrit“. (écrit un)
1つめの主語である”Vous”の後ろはリエゾン必須ですが、
2つめの真ん中あたりにある過去分詞”écrit”の後ろはリエゾンしません。
どうしてそうなるのか、これよりDany先生がフランス語で解説してくださいます。
例文つきで簡潔にまとめられておりますので、まずはこちらをじっくりご覧ください☆
Miwa先生の日本語解説と補足はその後で読みましょう(^^)
Dans le groupe verbal,
la liaison se fait…
● Après on, nous, vous, ils, elles
EX)
Nous avons trop mangé !
Ils étaient partis il y a deux minutes.
● Après le verbe “être” à la troisième personne du singulier : est
EX)
Il est arrivé à l’heure.
C’est une superbe maison.
● Après le verbe “avoir” à la troisième personne du pluriel : ont
EX)
Ils ont écrit à leur famille.
Elles ont encore l’âge de s’amuser.
En revanche, dans le groupe verbal,
la liaison ne se fait pas…
● Entre le sujet et le verbe (sauf pronoms cités ci-dessus)
EX)
Le train était déjà arrivé.
Les étudiants ont beaucoup de devoirs.
● Après le verbe
EX)
Elle part avec ses parents.
Il descend avec énergie.
A bientôt !
【日本語解説と補足】
クイズの正解は…
– Vous avez téléphoné à Sophie ?
– Non, je lui ai écrit un message.
和訳)– ソフィに電話しましたか?
– いいえ、彼女にメッセージを書きました。
リエゾンするのは上記の1か所だけです、「ヴザヴェ」と発音しますね。
1つめの主語である”Vous”の後ろはリエゾン必須ですが、
2つめの真ん中あたりにある過去分詞”écrit”の後ろはリエゾンしません。
ではどうしてそうなるのでしょうか?
動詞グループにまつわるリエゾンの規則は以下のとおりです:
リエゾンする場合
● 主語人称代名詞 on, nous, vous, ils, elles の後ろ
EX)
Nous avons trop mangé ! 私たちは食べすぎた!
Ils étaient partis il y a deux minutes. 彼らは2分前に出発していた。
● 動詞”être” 三人称単数形 est の後ろ
EX)
Il est arrivé à l’heure. 彼は時間どおりに着いた。
C’est une superbe maison. これは素晴らしい家です。
● 動詞“avoir” 三人称複数形 ont の後ろ
EX)
Ils ont écrit à leur famille. 彼らは家族に(手紙またはメールを)書いた。
Elles ont encore l’âge de s’amuser. 彼女たちはまだ遊びたい年頃だ。
上記をまとめると、リエゾンする場合というのは
● 主語人称代名詞で語尾がn, s
● 動詞のest, ont
と言えそうですね。
でも、あれ?
Je suis allé(e) à la gare.(私は駅に行った)という文、
sとaはリエゾンしますよね?「ジュスィザレ…」と。
これは「正式には」リエゾンするのですが、
実際には、ネイティヴスピーカーはほとんどリエゾンしません。
ジュスィアレどころか、
シュイアレ… とかなり短縮されます。
Tu es allé(e)に至っては、
T’es allé(e) テアレ… となり、
“tu”(テュ)はもはやどこへ行ったのか…という状態に(^^;
sのリエゾンは、ナチュラルスピードの会話では抜け落ちやすいのでしょうか。
また、後ろにどんな単語が来てもリエゾンする、というわけではないのでしょうね。
ともあれ、être/avoirの活用で
est, ontはリエゾンする、と覚えましょう!
続きまして、動詞グループにおいて
リエゾンしない場合とは…
● 主語と動詞の間 (上記に挙げた主語人称代名詞をのぞく)
EX)
Le train était déjà arrivé. 電車はすでに到着していた。
Les étudiants ont beaucoup de devoirs. 学生たちはたくさん宿題がある。
ここでのポイントは、
主語=普通名詞(または固有名詞)である場合、
主語と動詞はリエゾンしないということですね。
● 動詞の後ろ
EX)
Elle part avec ses parents. 彼女は両親と出発する。
Il descend avec énergie. 彼は力いっぱい降りる。
こちらは、動詞の後ろに前置詞や名詞グループなど、
動詞グループに属さない単語が来ている場合といえますね。
よろしいでしょうか。
結局は規則を頭に入れてしまわないと…という結論なのですが、
リエゾンしてはいけない場合を一言でまとめると、
● 主語(普通 ou 固有名詞)+動詞
● 動詞の後ろ
となります。
覚えやすいようにご自分の言葉で
要点を短く簡潔にまとめることがとっても大切です!
そうしたうえで、会話や音読練習をとおして
正しく自然なリエゾンテクニックを身につけましょう☆
解説:Miwa
リエゾンしない:主語(上記以外)+動詞、動詞の後ろ
規則はできるだけ短くまとめて覚えよう!
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