フランスの秘境、シュヴァルの理想宮(Palais idéal du facteur Cheval)

Bonjour à tous ! スタッフMiki
です。

南仏でのバカンス中に、
シュヴァルの理想宮(Palais idéal du facteur Cheval)
という場所に行ってきましたので、レポートいたします。

この理想宮は一人の郵便局員が、
なんと33年の月日をかけて作ったものです!

作業している間は村人から変な目で見られていたそうですが、
今となっては国の重要建造物に指定されているほどの高い完成度!

写真を見ていただく前に、
まずはWikipédiaよりその歴史をご紹介します!

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1879年、フランス南部の片田舎であるドローム県オートリーブにおいて
郵便配達夫であるフェルディナン・シュヴァルは、ソロバン玉が
重なったような奇妙な形をした石につまずいた。

 

 

その石から何らかのインスピレーションを得たシュヴァルは、
以降、配達の途上石に目をつけ、仕事が終わると石を拾いにいき、
自宅の庭先に積み上げるという行為を続ける。

 

 

1912年、33年の月日を経て宮殿の「建設」は終了。 
村人達からは変人の所業として白い眼で見られたが、
徐々にマスコミに取り上げられるようになり、
見物客が訪れるようになった。
シュヴァル自身は、この宮殿には居住せず、
地下に墓所を造り、
家族と一緒に「エジプトのファラオ」のように埋葬されることを望んでいたが、
教会や村人たちの反対で断念。村営墓地に、
理想宮に似た小規模な墓所を造った。
シュヴァル没後、
シュールレアリスムの詩人アンドレ・ブルトンが「宮殿」を称賛、詩を作成。
 現在、フランス政府により国の重要建造物に指定され、修復も行われている。

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というわけで、その理想宮がどういうものか、
早速ご案内します!

入り口にはすでに長蛇の列!入場券を買って中へ入ります。

 

こちらがその理想宮です。
もう一度言いますが、一人の男性が全部一人で作ったんですよ!
建築家ではない方がここまでの建物を作るなんて…すごいですよね。
装飾のオブジェもたくさんあります。
アントニオ・ガウディのサグラダファミリアを思わせますね。
 
宮殿の中のミニ宮殿?
細かいパーツが無数に積んであり、作るのには相当の時間がかかりそうです。
 
まるでおとぎの国に出てくる空想のお城のようです。
 ファイナルファンタジーと天空の城ラピュタが合体したような、
とてつもないオーラと迫力を感じます。
近くで見るとこれまた細かい装飾に唖然!
 アンコールワットのような雰囲気もありますよね。
理想宮の中には自由に入ることができます。
 

 

どの角度から見ても平らな場所がありません!
 観光客は皆圧倒され、しょっちゅう足を止めて写真を撮っています。
信じられないという表情で宮殿を眺めている人もチラホラ。
この方が、理想宮を一人で作った、
郵便局員のシュヴァル(Cheval)さんです!
小柄な方に見えますが、意志の強そうな目をしておられますね。

 

こちらは理想宮の全容が見て取れる模型です。
 敷地内には美術館もあり、理想宮が出来上がるまでの
過程と歴史を垣間見ることができます。
当時は変人呼ばわりされていた彼も、
今では年間15万人が訪れる傑作を生み出したアーティストとして
世界中の人々にリスペクトされています。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
継続は力なり、の最高レベルをまざまざと見せつけられました。
シュヴァル氏の理想が詰まった宮殿、ぜひ訪れてみてくださいね☆

 

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