フランス大統領選挙 2012 ①500の壁 わかりやすくご説明します

Bonjour à tous !
L’année 2012 est très importante pour le peuple français,
car nous aurons l’élection présidentielle à partir du 22 avril !
A votre avis, qui sera élu le président de la République ?

皆さんこんにちは、アンサンブル講師のMiwaです。

厳しい寒さが続いて春の訪れが待ち遠しい今日この頃、
2012年の春はフランスにとって5年に一度の大イベント!

タイトルを見ればお分かりのように、

フランス共和国の大統領選挙が行なわれます

※かつてフランス大統領の任期は7年でしたが、
2000年の国民投票によって5年に短縮されました。
2002年より現在の5年任期(le quinquennat)です。

ご存知の方も多いと思われますが、フランスの大統領は
アメリカと同じく国民による直接投票で選出されるので、
大統領選が近づくにつれて国中がその話題で持ち切りです!

さて、大統領選挙についてまずは初歩的な質問です、

どんな人に立候補の資格があるのでしょうか?

答えは簡単なようで実は複雑です、

① 23歳以上のフランス国民(=国籍を保持している者)
② 国会議員や地方議員から500人以上の署名を集められる者

条件①だけでいいなら政治家でなくとも誰でも立候補できますが、
加えて条件②を満たすのは至難の業です!とすると普通に考えて、
大統領選に正式に立候補できるのは「名の知れた現役の政治家」、
ということになりますよね?

確かに、テレビに出演しているような巨大政党の候補者なら、
500人分の署名なんて数日あればすぐ集まりそうなものです。

しかーし、世論調査で高い支持率を獲得している候補者でも、
この「500の壁」を越えるのに苦労している方がいるんです。

それはこの人、極右国民戦線(FN)の
Marie Le Pen 氏(写真右)

この方は前回の大統領選挙までFNの候補者だった、
Jean-Marie Le Pen氏(写真左)の娘でFNの現党首。

お父様は2002年の大統領選挙の第一回投票において、
社会党(PS)のジョスパン氏を抜いて2位に勝ち上がり、
シラク大統領との決戦投票にまで昇りつめた人なのです。

ただFN(Front National)という政党は「極右派」なので、
一般には国民から危険視されたり敬遠される傾向にあるため、
父親のルペン氏も2002年の決選投票では、シラク大統領に
大差で敗れる結果となりました…

しかし長引く不況の中、反欧州的態度や移民政策反対を唱える
FNの支持率は近年上昇中で、現党首マリーさんの人気も高く、
世論調査では3位の支持率を得たこともあるんです!

そんな彼女ですが、例の「500人以上の署名」を集めるのに
悪戦苦闘していると連日報道されています。お父様の時代も然り。

FNの現役議員が多くない、というのが主な原因だと思われますが、
これだけ注目を集めている有力な候補者が、

議員の署名が500人に満たないという理由だけで、

正式な立候補者になれない

というのはなんだか不思議というか、皮肉なものですよね…
第一回投票日は4月22日、あと2ヶ月と迫っていますので、
果たして期限までに「500の壁」を乗り越えられるのか、
今後の動向に大注目です!

次回は他の有力候補者について触れたいと思います、
どうぞお楽しみに

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