忘れられない味、”Sucré-Sallé”の帆立と●●のガレット

Bonjour à tous ! アンサンブル講師のMiwaです。
 
突然ですが、皆さんは冬が旬の魚介類で何がお好きですか?
 
私はなんといっても、帆立、ホタテ、貝柱です!
フランス語で「帆立の貝柱」は…
 
La noix de Saint Jacques
(ラ・ノワ・ドゥ・サン・ジャック)と言います。
 
貝柱を“noix(クルミ、木の実)”
という言葉で表しているのがおもしろいですね(^^)
 
今日はそのホタテ貝柱が入ったお料理で、忘れられない一品を皆さんにお見せし、
その味を想像していただきたいと思います。
 
場所はフランス、ブルターニュ地方フィニステール県南部の
 
Quimper(カンペール)という街です。
 
カンペールの旧市街は中世からの木組みの家が見事に保存されており、
大聖堂が荘厳、そして「カンペール焼き」という焼き物でも広く知られています。

その旧市街に佇む、とある一軒のクレープリー
Sucré-Sallé(スュクレ・サレ)
 
「甘くて塩味」(sucré-salé)という意味です、要するに「甘辛い味」ですね。
※こちらの店名は”sallé”とLが2つになっていますが…
 
フランスではここ10年ほど、この”sucré-salé”な味付けに注目が集まっており、
お肉やお魚+フルーツといった「甘辛レシピ」が多数生まれています。
 
そんな名前のクレープリーですから、甘辛メニューが期待できそうですね!
しかも、このお店がある広場の名前を見てください。
↓ ↓ ↓
Place au beurre (バター味の/バター入りの広場)!!
バターを愛する、バターが美味しい、ブルターニュらしい名前ですよね。
この名前のせいか、広場の周りはクレープリーだらけです(笑)
ブルターニュ名物のガレット(Galette = そば粉のクレープ)
たっぷりのバターで香ばしく焼かれますからね(*^^*)
注文したガレットが焼きあがるのを待ちながら、
シードル(cidre = リンゴの発泡酒)をいただきました。

 

シードルボウルがかわいいですね、このキャラクターご存知ですか?
Bécassine(ベカスィンヌ)という名前で、ブルターニュの民族衣装を着た

 

ブルトンヌ(Bretonne = ブルターニュの女性)なんです。
「ご当地ゆるキャラ」ではなく、
昔から全国的に知られている人気のキャラクターなんですよ♪
さあ皆さんにご紹介したいのはこちらのガレットです!
(食べかけの写真しかなくてすみません^^;)
大きくてこんがり焼いたホタテ貝柱がゴロゴロ!
そして、写真に見える黒い食材はなんだと思いますか?
実は、プルーン (pruneau プリュノ)なのです!
ちなみにピンク色をしたものはベーコン、まさにsucré-salé”ですね。
プルーンにベーコンを巻いて焼いたおつまみをここ数年よく見ますが、
その組み合わせにホタテ貝柱を割り込ませるとは!
フランスの美食界で近年流行っている「大地と海」の組み合わせ、
Terre-mer(テール・メール)も入っているなんて贅沢なガレットです!
そのお味はもう、言葉ではうまく表現できませんが、とにかく
忘れられない美味しさでした。。。
ガレットのお店は日本でも少しずつ増えているみたいですので、
ご存知ない方はぜひ一度ご賞味あれ♪
そして、いつかカンペールを訪れる日が来るかもしれない方、
Place au beurre Sucré-Salléをお見逃しれなく(^^)
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