進化するフランスの伝統菓子

Bonne année à tous !
新年明けましておめでとうございます!講師のMiwaです。

この一年もアンサンブルBlogを通してフランス語の使える一言、
そして現地在住日本人ならではの情報をお届けして参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします^^

さて、日本でもフランスでも年末年始はパーティが重なり、つい食べ過ぎてしまった…という方は多いと思われます。これからしばらくは摂取カロリーを控えめにと言いたいところですが、フランスの1月は「あのお菓子」を何度も食べる機会があるため、ダイエットは後回しにしたほうが良さそうです(苦笑)

そのお菓子とは、皆さまもご存知の…

La galette des roisですよね
(ラ・ガレット・デ・ロワ)

今回のテーマはガレット・デ・ロワの紹介ではないので、このお菓子についての歴史や風習は割愛させて頂きます(気になる方はこちらをクリック)。

今回注目していただきたいのは、
ガレットの見た目です!

皆さまが「ガレット・デ・ロワ」と聞いて思い浮かべるのは写真のように丸く、黄金色に輝くパイ菓子だと思います。ちなみに中にはバター、砂糖、アーモンドパウダーを混ぜ合わせたfrangipane(フランジパンヌ)」がたっぷり詰まったものが主流です。

とーっても美味しいのですが、バターも砂糖もたっぷりで高カロリーなのが玉に瑕(涙)

私は今年に入ってもう2回も食べちゃいました、だって美味しいんだもん!

ガレット・デ・ロワはこの時期、フランスのパン屋さんやスーパーなど至るところで売られており、値段も味も千差万別です。そして近年、世界に名だたる有名パティスリーが、そのお店ならではの見た目も味もオリジナルなガレットを毎年発表し、フランス人の目と舌を楽しませています^^例えばこちら、

La Maison du Chocolatのガレットは四角!

 

上質のカカオを贅沢に使ったガナッシュ(生チョコクリーム)が挟んであります、さすがは高級ショコラティエですね王冠までチョコレート色とは、相当なこだわり様ですね〜ちなみにお値段は一番大きいサイズ(おそらく6〜8人用)で52€だそうです。

さらに驚きのガレットはこちら!

Plaza Athéné(プラザ・アテネ)
 La Galette des Princes



La Galette des Princesって…「王子様のガレット」、名前まで変わっちゃってますね(苦笑)生地はピンク色で、表面の丸いもの(これは何でしょう?)はブルーベリー風味だそうです。色といいクマさんといい、女の子や若い女性に喜ばれそうですねお値段はワンサイズのみで39€だそうです。

ちなみにこのガレットを手がけたのは、フランスの超有名イケメンパティシエ、

Christophe Michalak
(クリストフ・ミシャラック)

この方、コンクールで「パティシエの世界一」に輝いたこともあり、ヴィジュアルだけでなく技術も素晴らしい職人さんです!彼が生み出すお菓子はどれも宝石のよう…パティシエの卵たちが今最も憧れる存在といえます、TVの料理コンクール等メディアへの露出も多数です

想像力豊かなパティシエたちによる「伝統菓子の進化」はガレット・デ・ロワだけに留まりません!フランスのXmasケーキ、「あのお菓子」も次々と斬新なものが発表されています。それはもちろん、

La bûche de Noëlですよね?
(ラ・ビュッシュ・ドゥ・ノエル)

この丸太に年輪をイメージしたロールケーキ、もう見た目も味も何もかも違うケーキが(一応)ブッシュドノエルとして売り出されています。去年発表されたものの中で、私が一番驚いたのはこちら!Fauchonの…

Iceberg sucré!
(甘い氷山)

 

もうbûche(丸太)」は完全に無視ですね(苦笑)氷山とはまた寒そうな…こちらのケーキ、中にはホワイトチョコレートとカシスのムースが入っているそうで、もうすべてが伝統的なブッシュドノエルから逸脱しちゃってます…ちなみにこちらは4人用であらかじめ4つに別れているそうなので、お皿に取り分けるのが楽チンですね^^;


…というわけで、フランス菓子の目覚ましい進化、これからも延々と続くことでしょう!個人的にはいろいろ味見をしても結局、オーソドックスなものが一番美味しいなぁという意見ですが、皆さまはどう思われますか?

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