階段ですれ違うべからず…

Bonjour à tous,

アンサンブル講師のAyakoです。

先日紹介したテーブルマナーで出てきた迷信Superstition

身近なところでは四葉のクローバーは幸運、黒猫を見たら不吉など、

日本でもよく知られたものがありますね。

他にどんな迷信があるのかな?と探していたら、

「階段ですれ違うべからず」

Il ne faut pas croiser une personne dans l’escalier.

を見つけました。

今でこそ駅や大きな建物の階段は広く一度に大勢が上り下りできますが、

昔ながらのアパルトマンの階段は狭く、すれ違うことに気を遣いますよね。

ただ単に危ないからと思っていたのですが、なんと!

すれ違って後ろから刺される危険を回避するために言われるようになったんですって!

確かに争いが絶えない時代にはそんなこともよくあったのかもしれません(>_<)

それが次第に不吉と言われるようになり、不幸を招かないために、

階下から、もしくは階上から足音が聞こえたら立ち止まって通してあげたらいい、となったそうです。

そこで蘇る過去の記憶。

フランスの薄暗いアパルトマン等で年配のマダムやムッシュウとすれ違う度、

毎回立ち止まって私が通るのを待ってくれていました。

さすがフランス、礼儀正しいのだわ、なんて思っていたのですが、

後ろから刺されないために…いえ、不幸を招かないために待っていてくれたのですね(^^ ;

そういえばエレベーターやクリニックの待合室など、

密室で見知らぬ他人と出会った時も必ず

Bonjour Monsieur-dame.

と挨拶するのは「自分は危険人物ではない」と伝えるためだそう。

知れば知るほど世知辛い世の中…

フランス人は礼儀正しいと美化しておいたほうがよさそうですね♪

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