Au gui l’an neuf

Bonjour à tous !
講師のYukoです。

いつまでも新年気分でいましたが、1月もあっという間に終わりが近づいて参りましたね!
寒い日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、この時期フランスでやたら多く見かけるのが、
裸の寒そうな木の枝にたくさんついているポンポン?のような、鳥の巣の様な物体。

帰国して気付いたのですが、日本でもぽつぽつと見かけますね。
日本語では「ヤドリギ」と呼ばれますが、フランス語では”Gui”と言います。

このGui、実は寄生植物なのですが、冬でも裸の木の枝で緑色を保っていることから
中世では長寿、不死の象徴としてありがたがられたとのこと。

そのためか、Guiの下でビズを交わすと友情が長続きしたり、恋人であれば愛情が続いたり、という諸説があり、
古代では森の中でGuiの下で敵と出会うと、一旦武器を置いて翌日まで休戦しなければならなかったとか。

タイトルにもある”Au gui l’an neuf”ですが、上記のことから生まれた表現かと思えば、
実は古代ケルト語”o ghel an heu”(“que le blé germe.”麦が発芽しますように)という音に
フランス語があてられて”Au gui l’an neuf”なのだとか!

なんでも、古代ケルト宗教の僧が、冬至の日に「麦が発芽しますように」とこの呪文を唱えながら
金の鎌でGuiを刈り取り、その儀式に参加した人に配っていたそうです。
参加した人はそれを魔除けとして戸口に飾り、訪問客とビズを交わして、
幸多き新年となるよう祝っていたとのこと。

やがて4世紀になるとこうした習慣は異端とみなされ、
新年の植物はヒイラギにとって代わられたのだとか。

とはいえ、今に残るこの表現、うまくフランス語の意味にあてはめられましたね。
ヨーロッパの他の言語圏では、どうあてはめられているのでしょうか?
ご存知の方、ぜひ教えて下さい♪

本日もお付き合い下さり、ありがとうございました!

講師:Yuko

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